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「視覚障がい者遠隔サポートシステム」運用開始!システム概要と申請について解説

鳥取県が「視覚障がい者遠隔サポートシステム」の運用をスタートさせました。専用アプリ「アイコサポート」を使い、スマーフォンカメラの映像を見た遠隔オペレーターが音声ガイドをするものです。
この記事では、サービスの概要や実際に利用するためにどうすればいいのかを解説します。申請を希望する方は参考にしてください。
鳥取県視覚障がい者遠隔サポートシステム

視覚障がい者の方が外出をした際に、周辺の情報をカメラで写し取ると、オペレーターがリアルタイムで必要な情報を声で伝えてくれるというサービスです。初めて出かける場所までの道案内や、重要書類の読み上げなどに利用できます。
「アイコサポート」というアプリを利用します。スマートフォンなどにダウンロードし、カメラを起動すると、映し出された映像から必要な情報を探し、オペレーターと共有できます。
本来は、月額利用料が必要なサービスです。しかし、鳥取県視覚障がい者遠隔サポートシステムに登録すると、アイコサポートを無料で利用できます。
オペレーター業務は、医療介護や水回りのトラブル対応などの事業を展開している「株式会社プライムアシスタンス」が鳥取県の委託事業として担当します。アイコサポートもプライムアシスタンスの主導で開発されました。サポートのプロが提供するアプリですから、精度への信頼度が高いと言えますね。
鳥取県視覚障がい者遠隔サポートシステム・利用の注意

視覚障がい者遠隔サポートシステムの、サービスを利用するための条件です。
- 鳥取県内に住所を持つ18歳以上の視覚障がい者であること
- 利用できる範囲は県内、県外での利用はできない
- 利用申請書に必要事項を記入し、鳥取県に提出すること
- アイコサポートがダウンロードできるのはiOS端末のみ、Android端末不可
この条件を満たす方なら、サポート利用の申請を行うことができます。利用開始のあとも、以下のような決まりがあります。注意してください。
- 利用時間は9:00〜21:00、一人あたり4時間/月
- 県外に住所を移した場合は利用停止となる
- 鳥取県が実施するアンケートなどに協力する必要がある
- プライムアシスタンスの規定するアイコサポート利用規約を守る
鳥取県内での利用に限る、という点に注意が必要です。旅行先などでは利用できないことを覚えておいてください。
利用の流れ

申請書類に必要な内容を記入して提出し、認可が下りるとサービスを利用できます。認可が下りた方には、「特定エリアコード」が記載された郵便物が届きます。ダウンロードしたアプリにエリアコードを入力すれば、アイコサポートを使って音声ガイドを受けることができます。
申し込み手続き
利用申込書は鳥取県ホームページからダウンロードできます。氏名、住所、連絡先のほか、障がい者手帳の情報などを記入してください。
鳥取県庁福祉保健部の担当部署に提出するか、FAXまたは電子メールで送信することが可能です。書類のダウンロードは、PDF版とWord版の2種類が準備されています。
提出先
鳥取県福祉保健部ささえあい福祉局障がい福祉課社会参画推進室情報アクセス担当
電話 0857-26-7201
FAX 0857‐26‐8136
メールアドレスshougaifukushi@pref.tottori.lg.jp
鳥取県視覚障がい者遠隔サポートシステムまとめ

この記事では、視覚障がい者の外出などをサポートする「視覚障がい者遠隔サポートシステム」について解説しました。
視力に障がいを持っている方は、書類の確認や一人での外出が困難です。周囲の状況をアプリで確認し、リアルタイムでガイドしてくれる人がいると、視覚障がいを持つ方の行動範囲も広がるかもしれません。
鳥取県が実施するサポートシステムに登録すると、月4時間まで無料でサービスを利用できます。興味のある方は、ぜひ利用申請をしてみてください。